GOOD DESIGN AWARD
受賞ギャラリー
2015
グッドデザイン賞
登山用調理鍋
ヤエンクッカー

分類タグ

スポーツ/ホビー

事業主体名

株式会社スノーピーク

受賞番号

15G010111

受賞対象の詳細

卓越した収納力を持つ登山用調理鍋。ヤエンクッカーに、ガスバーナー、ガスカートリッジ、ターナー、レードルといった調理に必要な道具を全て収納可能。徹底したシステムデザインにより、複数人の、或いは長期の登山に必要なガスカートリッジの数量、2個を収納できる。また、アルミニウム合金の本体内面にはフッ素樹脂コーティングを施し、登山用の調理鍋として求められる軽量性と、調理性能を高次元で両立している。

※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります

プロデューサー

株式会社スノーピーク 代表取締役社長 山井太

ディレクター

株式会社スノーピーク 取締役 執行役員 企画本部長 小杉 敬

デザイナー

株式会社スノーピーク 企画本部 アウトドア事業部 開発課タスクリーダー 長妻正人designer
株式会社スノーピーク 開発課タスクリーダー 長妻正人

発売

2015/05

価格

5,900円 〜 7,400円

販売地域

国内・海外共通仕様

背景

深型鍋にガスカートリッジとバーナーを入れて持ち運ぶ事は、優れた収納方法として良く知られていたが、深型鍋自体の調理性能に不満があった。逆に、調理性能の良い浅型鍋に道具を入れると無駄な隙間が多く収納性は悪くなる。収納性と調理性能を妥協しないクッカー…即ち、「効率よくスタッキング出来る浅型鍋」こそが、未だ見ぬ登山向けの理想の調理道具であると確信し、開発に着手した。

経緯とその成果

収納性と調理性能を一切妥協しない、浅型鍋を中心としたシステムデザイン。

デザイナーの想い

登山での食事の固定概念にとらわれてか、複数人での山行に於いても「深型鍋+バーナー」と食糧を、各々が携行している場面を散見する。本来であれば、全員分の食事が賄える浅型鍋とバーナー、食糧を共同装備としてシェアし、個々の荷物の負担を減らすべきである。この浅型鍋のシステムを通して、間違った固定概念を払拭し、仲間と協力して負担を減らし目標を遂げる連帯感、一緒に調理した料理を囲む一体感を味わって頂きたい。

企画・開発の意義

現状、登山用鍋といえば、深型鍋を連想する人が多く、深型鍋に適した調理法「煮る、沸かす」のみで出来るフリーズドライやレトルト食品等が登山での食事として定着している。一方、浅型鍋は「煮る、沸かす」以外にも様々な調理が出来るが、収納性の悪さから倦厭されがちであった。浅型鍋に付きまとう、収納性が悪いというイメージを取り除く事で、山で仲間とおいしい食事を囲むという掛け替えのない一体感と充実感を提供したい。

創意工夫

鍋に道具を収納する上で、一番の障害になるのはガスカートリッジの収納であった。複数人の調理を賄う事や、或いは長期の登山を考えた場合、ガスカートリッジは最低2個必要になる。ガスカートリッジは円筒形であり、ほぼ同じ径の縦長の円筒形をしている深型鍋の場合は、ガスカートリッジ2個を隙間なく収納できるのだが、浅型鍋は、ガスカートリッジよりも遥かに大きな径で、更に平らな形をしている為、収納の相性は悪い。平らな浅型鍋にガスカートリッジ2個を効率よく納める為、ガスカートリッジを横に寝かせて十字に配置し、付属のフライパンをフタとしても併用できる構造を考案した。また、調理に必要なガスコンロ、ターナー、レードルは、この十字に配置したガスカートリッジと鍋の隙間にピッタリと収まる事を前提とした設計を施し、浅型鍋を中心としたシステムデザインとして、総合的に開発を進める事で、卓越した無駄のない収納を実現している。

仕様

ヤエンクッカー1000(1500)  素材:アルミニウム合金 ○ セット内容:ポット・フライパン・フタ・ハンドル・緩衝材・収納ケース○ サイズ:ポット/187×177×66mm(223×212×75mm)、フライパン/φ171×35mm(Φ206×46mm)、フタ/φ171×15mm(Φ206×15mm)○ 重量:390g(520g)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

スノーピーク ヘッドクオーターズ ナチュラルライフスタイルストア
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

審査委員の評価

担当の審査委員

橋田 規子加藤 麻樹重野 貴寺田 尚樹樋口 孝之

評価コメント

携行性と調理性能を両立した登山用クッカーである。山行において浅型鍋は多様な調理がしやすい反面、携行性が悪いというデメリットがあった。このヤエンクッカーは浅型鍋の底面積の広さを活かし、鍋内にOD缶二本と調理器具をシステマティックに収納できるという、デメリットをむしろメリットに転換した着眼点が秀逸だ。取り外し式のハンドルによって軽量化を実現しているが、脱着の際の操作感はやや慣れを要するように感じた。 湯切り穴や容量スケールの搭載と、持つだけでなく湯切り時の押さえも考慮したシリコン製のつまみなど、細やかな使い勝手にいたるまで道具としての知恵が盛り込まれており、山岳調理に新たな食の楽しみ方を提案する魅力的な製品である。
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