受賞ギャラリー
2015
グッドデザイン賞
椅子 / テーブル
CORIO LUX [コリオ ラックス ダイニング]
受賞対象の詳細
「CORIO LUX」は1983年発表の「カノン」を現代のライフスタイルに合わせてリデザインしたダイニングモデルです。椅子は、使うほどに味わいが増し、艶の出る厚革が魅力。ごくシンプルな脚は、静寂な空気感を演出します。座に描かれる弧のラインと響き合い、練り上げられた美しいデザインが展開しています。テーブルは、天板裏の四辺に革クッションを張り込んでいます。木と革は異素材ながら、互いに天然素材で親和性が高いコンビネーション。さりげない高級感で、厚革使いの椅子と組み合わせると上質で落ち着いた空間ができ上がります。脚元のユニークさなど視覚的にも個性的なデザインで、ホームユースはもちろんオフィス空間にも。
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デザイナー
川上 元美

詳細情報
発売
2015/06
価格
109,000円(税別) 〜 118,000円(税別) (価格はサイドチェアー)
販売地域
国内・海外共通仕様
設置場所
住宅・店舗・オフィス・公共施設
背景
この椅子の元となるカノンが発表された1983年は、日本がいわゆるバブル期に向かう、入口の時代。「トータルインテリア」という考え方が広まってきた頃です。そんな中、デザイナーの川上元美氏から厚革を使った椅子の提案がありました。日本にはまだ厚革が珍しく、特に家具への活用は非常に先駆的だったと言えます。「カノン」は、リビングとダイニングを網羅する大きなシリーズの1アイテムとして全国に販売されました。
経緯とその成果
革を味わう。木を楽しむ。
デザイナーの想い
この椅子の元となる「カノン」が開発されたのは1983年。「トータルインテリア」という考え方が広がってきた頃、リビングとダイニングを網羅する大きなシリーズ「モナド」の中の1アイテムとして、厚革を使った小椅子を提案した。時を経て、その小椅子を現代のライフスタイルに合わせ「パーソナルインテリア」のテーマのもとに、リデザインした。シンプルにして上質で落ち着いたダイニング空間の演出が期待できる。
企画・開発の意義
厚革の表面は、時間が経っても本来の風合いが損なわれないように仕上げています。衝撃や水に弱い面がある一方、使うほどに味わいが増し、艶が出るのが魅力。樹種に北海道産のタモ材を使用しており、北海道の広葉樹を活用する「ここの木の家具・北海道プロジェクト」対象製品です。
創意工夫
復刻を機に新しく「コリオ」(ラテン語で「革」の意)と名付けられたこのモデルは、開発当時1983年と比べるなら正反対の「パーソナルインテリア」がテーマ。家具のひとつひとつを自分らしく自由に選んで組み合わせるような、現代の成熟したインテリア社会において、お客さまの選択肢を広げるアイテムとしてリデザインされました。ていねいにつくり込んだ革の風合いが楽しめ、オフィスなどでも自然素材のやわらかな雰囲気が演出できます。
仕様
アームチェアー 巾605mm 奥530mm 高800mm 座高435mm / サイドチェアー 巾545mm 奥530mm 高800mm 座高435mm / テーブル 巾1650〜2100mm 奥850〜950mm 高710
どこで購入できるか、
どこで見られるか
カンディハウス 旭川、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、金沢、大阪、京都、福岡、USA、Europe
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
五十嵐 久枝鈴野 浩一長町 志穂服部 滋樹山田 晃三
評価コメント
厚革と北海道産のタモ材の特徴を活かしたデザイン。チェアは、背を支える厚革の形状とほどよい硬さや張り感で、他の素材では味わえない良さがあり特徴的。真直な脚のごくシンプルなラインは静寂なデザイン。厚革の背と座に緩やかなカーブがつけられて、寡黙な奥深さ柔らかさを感じさせる。北海道旭川の元来の持つ素材感と手業と技術を十分に味わうこともシリーズの特徴であり魅力と感じた。1983年発表されたモデルを、現在のパーソナルインテリアの選択肢を広げるアイテムとしてリデザインしている。
