受賞ギャラリー
2016
グッドデザイン賞
緑ヶ丘公園エントランススペース公衆便所
緑ヶ丘公園エントランススペース公衆便所
受賞対象の詳細
那覇市が進める国際通り周辺地区活性化の一環として、地域に憩いの場を作ることを目的とした、公衆便所と休憩スペースです。 絵になる風景 -寄り道したくなる公衆便所- をテーマに、誰もが気軽に立ち寄りたくなる居心地の良い空間を作ることができたら、公衆便所が地域の風景の一部となれるのではないかと考えました。 緑ヶ丘公園がある通りには、小さくてオシャレなお店が点在していて、楽しそうな雰囲気に誘われてつい寄り道したくなります。 そこで、緑ヶ丘公園にも通りの魅力を取り込むことにしました。 風景の素を公園のエントランスに置くことで、絵になる風景を設えます。 絵になる風景に欠かせないのは、みなさんです。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
プロデューサー
那覇市 花とみどり課
ディレクター
株式会社国建 大城 剛
デザイナー
株式会社国建 鮫島 拓+宮里 睦子
詳細情報
利用開始
2015/07
販売地域
国内
設置場所
沖縄県那覇市牧志1丁目 緑ヶ丘公園地内
背景
沖縄県那覇市が進める国際通り周辺地区活性化の一環として、地域に憩いの場を作ることを目的とし、公園全体の利用を促し地域の発展に繋げていくための、公衆便所と周辺環境を良質にする一体的空間デザインを考えました。
経緯とその成果
-みんなのトイレをまちの風景に- 連続するまちのスケール感を、切り取られた風景のように表現しました。
デザイナーの想い
沖縄の外部空間の心地よさとまちに点在する素敵な風景を公共的な空間に展開することができれば、様々な意味でまちと人々が繋がるのではないかと考えました。 観光や散歩道の途中で多くの人が気軽に立ち寄ってくれています。女性の利用が多いことはうれしい驚きでした。 あまり良いイメージのない公衆便所がまちのランドマークのようになりつつあります。 公園がみんなの庭として愛されるようになってほしいと思います。
企画・開発の意義
風景の発見 -これからの沖縄らしさにむけて- まちの雰囲気を繋ぎ、訪れる人々が楽しめる風景=場所らしさを発見しようと試みました。 まちの特徴を取り入れるよう気を配りながら、沖縄の都市部における外部空間の在り方と、公共施設に求められる安全性・美観を満足させる工夫を施しました。 増加する観光客や地域住民が快適さを共有できる場所になり、その多様な活動と風景が新たな沖縄らしさへ繋がると考えました。
創意工夫
直線的な敷地形状を活かすために連続した形をつくり、内と外、表と裏をつなげるように奥行きを消していくことで、通りと一体になりながら都市に溶け込んでいくような、抽象的かつ親しみやすいイメージを膨らませました。 建物のフレームとデザインを同じにした小さな侵入防止柵を前面に並べ、通りの連続性や公園の開放性を確保し、大きさを変化させたルーバーによって沖縄らしい陰影を表現しました。 敷地の余白には繊細で柔らかな植物を配置し、自然の魅力をたくさん感じられる場所を目指しました。 トイレの周りにはオリーブやローズマリー、レモングラスなどのハーブを植えて、視覚だけでなく香りも楽しめるようにしました。 真っ白のフレームと、対称的な自然の優しさが混ざり合った空間は互いに存在感を高めあっています。
仕様
敷地面積:403.28 m2 建築面積:42.96 m2 構造:鉄筋コンクリート造 最高高さ:4300mm
どこで購入できるか、
どこで見られるか
那覇市牧志1丁目 緑ヶ丘公園地内
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
山梨 知彦千葉 学中村 拓志星野 裕司Lee Siang Tai
評価コメント
公園などの公共空間において,トイレは管理や防犯,公園の快適性に対して,常に大きな課題となる。ここでは,街と公園の際をトイレと一体的にデザインすることで,一つの解を与えている。
