グッドデザイン・ニューホープ賞とは
将来のデザイン分野の発展を担う新しい世代の活動を支援することを目的とし、2022年に設立されました。本賞は、各種専修専⾨学校・⼤学・⼤学院に在学中の学生や卒業・修了直後の新卒者が、在学中に制作した学校の課題制作や卒業制作、自主研究などのデザインで応募できることが特徴です。詳細は公式ウェブサイトよりご確認ください。
本賞の目的と背景
いま、デザインはさまざまな⾯で⼤きく変化し複雑さを増す社会において、社会課題の解決⼿法として活⽤されたり、物事を可視化する⼒や⼈を軸に物事を組み⽴てるヒューマン・センタードのプロセスが、特にビジネスの領域で注⽬されるようになっています。そのため、従来は「造形」や「美術」として捉えられることが⼀般的であったデザインを、より総合的な⾒地から理解するとともに、社会の幅広い領域でデザインを実践する動きも顕著になっています。
このようにデザインのあり⽅が変動している状況下で、デザインを学び将来のデザインを担う⽴場にある世代を⽀援していくことの必要性が、近年になって各⽅⾯から唱えられるようになりました。当会では⻑年にわたってグッドデザイン賞を通して社会へのデザインの浸透と啓発を担ってきた経験を踏まえ、新しい世代に特化したデザインの評価と振興のためのプログラムを設けることが、デザインの可能性をさらに広げるとともに、社会をよりよくしていく新たな⼒を⽣み出すことにつながると考え、グッドデザイン・ニューホープ賞を創設することとなりました。
審査理念
本賞における「優れたデザイン」とは、グッドデザイン賞と共通の以下の理念を志向するデザインです。
最終審査・受賞祝賀会の様子
全受賞作品の中から優秀賞に選出された受賞者による公開プレゼンテーション審査が行われ、最優秀作品1点が決定します。