ロングライフデザイン賞とは
長年にわたり機能と価値が広く認められ、将来においてもそれらを発揮し続けることが望まれるデザインを表彰します。今日の社会を築くことに貢献してきたデザインという視点から、普遍的な機能性と意匠性を備えたデザインと、社会的影響力が高いデザインを開発し長期にわたって提供を継続する事業者の功績を讃えるとともに、次世代のデザインの指標となる水準点を示すことを賞の目的としています。
受賞メリット
応募・推薦方法
応募・推薦できるデザイン
広く一般的に浸透し支持され、もしくは特定の社会領域における確たる定評・信頼を得ていて、かつ質的水準において後発のデザインに影響を及ぼしたとみなせる商品、建築施設、コンテンツ、サービスなど。応募時点で10年以上継続的に提供され、またそれ以降も継続して提供されると想定できる対象であることを条件とします。本年度は2016年以前より提供されている対象での応募・推薦が可能です。
応募方法
プロダクト、建築、サービス、コンテンツなどの提供事業者(メーカーなど)・デザイナーによる応募が可能です。
応募受付期間 4月1日13:00 〜 5月22日13:00まで
グッドデザイン賞エントリーサイトより、必要な情報を登録してください。
初めて応募される方は「アカウント登録」を行なってください。
エントリーサイト トップページ>新規応募対象登録にて、応募区分「ロングライフデザイン賞」を選択してください。
エントリーサイトや応募者の登録など、手順はグッドデザイン賞への応募と共通です。こちらもご参照ください。
推薦方法
ロングライフデザイン賞にふさわしいと認められるデザインの推薦を受付けます。対象となるデザインの分野は、プロダクト・建築・サービス・コンテンツなどです。
推薦締切:4月30日13:00まで
推薦の件数に制限はありません。
推薦された対象は、事務局による基礎的な調査と本賞趣旨との適合性判断を実施して応募対象を定めたのち、事業主体者に応募の働きかけを行います。推薦されたデザイン全てが応募対象になるわけではありません。なお、この推薦を受けて応募された対象は、全て二次審査を受けます。
概要と費用
応募・推薦対象 | プロダクト・建築・サービス・コンテンツなどで、以下の要件をすべて満たすもの。 |
応募資格 | 2016年以前より提供されている対象 |
応募期間 | 4月1日13:00 〜 5月22日13:00まで(エントリーサイトにて) |
推薦期間 | 4月1日13:00 〜4月30日13:00まで(推薦フォームにて) |
費用 | 一次審査料:無料 |
二次審査料:無料(搬入出代行サービスなどのオプション費用は別途) | |
受賞パッケージ料:無料(表彰状とトロフィーの贈呈・受賞展への出展・受賞年鑑掲載を含む) | |
Gマーク使用料:無料(ロングライフデザイン賞ロゴマークのみ使用が可能。使用の際は要申請) |
スケジュール
実施スケジュール
4月1日
応募・ユーザー推薦 受付開始
4月30日 13:00まで
ユーザー推薦 締切
5月22日 13:00まで
応募締切
6月23日
一次審査会
7月2日
一次審査 結果通知(エントリーサイトにて)
一次審査通過の場合は「2025年度ロングライフデザイン賞 二次審査の手引き(6月下旬より公開予定)」を確認の上、審査会への準備を行なってください。
※参考用の前年度の二次審査の手引きはこちらより閲覧可能です。
8月6日
二次審査会(幕張メッセ国際展示場 展示ホール4〜8 にて)
8月26日
二次審査結果通知(エントリーサイトにて)
二次審査通過の場合は、8月26日13:00〜9月2日13:00までに公開情報の校正を行ってください。
10月15日
受賞発表
10月下旬〜
ロングライフデザイン賞受賞対象1件につき、1枚の表彰状、1点のロングライフデザイン賞トロフィーを贈呈します。エントリーサイト「アカウント情報」宛に順次送付します。
11月1日 - 5日
受賞展開催
11月1日〜11月5日の5日間、受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」を開催します。会場は東京ミッドタウン(東京都港区)です。
11月4日
受賞祝賀会開催
2025年度受賞者が参加できる「受賞祝賀会」は、東京ガーデンシアター(東京都江東区)にて開催します。祝賀会については受賞祝賀会の開催にて、8月下旬以降、順次情報を公開します。
2026年3月末〜
ロングライフデザイン賞受賞対象1件につき、1冊の受賞年鑑を贈呈します。エントリーサイト「アカウント情報」宛に順次送付します。
審査について
審査の流れ
一次審査:エントリーサイトに登録された情報による書類審査
二次審査:現品審査 (搬入できないものはパネルによる審査)
審査の視点
革新性:新しい機能や役割をもたらしたか
信頼性:人々から支持され信頼を得ているか
普遍性:スタンダードとしての価値を有しているか
規範性:次の時代やデザインのモデルとなったか
将来性:これから先の社会に与える影響や効果が適正であるか
審査委員
齋藤精一 クリエイティブディレクター パノラマティクス 主宰
倉本 仁 プロダクトデザイナー JIN KURAMOTO STUDIO 代表取締役
永山祐子 建築家 有限会社永山祐子建築設計 取締役
菊地優里 fennicaディレクター 株式会社ビームス
黒川光晴 実業家 株式会社虎屋 代表取締役社長