取り組み・活動カテゴリー(カテゴリー18、19)における審査の重視点
グッドデザイン賞の取り組み・活動の審査においては、グッドデザイン賞としてのデザインに対する基本的な視点・考え方をベースに、取り組み・活動カテゴリー独自の審査の視点を持っています。
応募に際し、以下の視点を読み解き、応募対象のデザインとは何かを明確にしてください。
また、エントリーサイトの指定箇所への入力をお願いします。
なお本内容は今後、募集締め切りまでの間に補足される場合があります。
【対象カテゴリー】
18 地域の取り組み・活動
19 一般向けの取り組み・活動
【審査の視点:5つの軸】
応募されたデザインの背景・プロセス、目的と達成した成果などの様々な観点による複眼的思考を基本としています。
(1)本質的な課題に着目できているか。
・着目した課題は解くべきものなのか。
・解決した未来はどのような姿なのか。
・そこでデザインが果たしうる役割は何なのか。
(2)内容や仕組みに必然性があるか。
・その課題に向き合う理由を有しているか。
・そのデザインでなければならない必然性があるか。
(3)表現や成果物(アウトプット)が、合理性があり端的に美しく表現されているか。
(4)実績があるか、継続が期待できるか。
・地域や社会に求められているか。
・継続が期待できるか。
(5)社会全体がよいデザインだと思える説得力があるか。
【審査の視点:「期間」ごとに着目している点】
① 新しくはじめた取り組み・活動(参考:実装期間 数ヶ月〜2年ほど)
② 継続的に動きはじめている取り組み・活動(参考:実装期間3〜5年ほど)
③ すでに長い期間継続している取り組み・活動
① の期間の場合:(参考:実装期間 数ヶ月〜2年ほど)
取り組み・活動を通じて解決しようとしている問題等について、どのような課題を解決しようと思ってプロジェクトが立ち上がったのか。その中でどのような仕組みを作り、アプローチをしているのか、そして関与する人たちがどのように変わりはじめているのか、今後の可能性を含めて教えてください。取り組み・活動が一回きりであった場合、実施後も継続すると考えている効果について教えてください。
② の期間の場合:(参考:実装期間3〜5年ほど)
課題解決に向けた具体的な活動が、どれだけの効果を生み出しているか着目しています。①と同様にどのようなしくみを作っているかはもちろんのこと、プロジェクトが実際にどのような課題解決に貢献しているか、関与する人の行動変容を促しているか、定量・定性の両側面から効果を教えてください。
③ の期間の場合:
これまでどのような活動をしてきたかに加え、今後も継続してプロジェクトが回っていくためのしくみをどのように実装しているか、今後の展望もあわせて教えてください。
【回答項目】
応募対象について当てはまる内容の場合、エントリーサイトの指定項目への入力をお願いします。
2. 審査情報
2-1 応募対象の概要
「デザインが生まれた理由/背景」項目に、以下設問の回答を含めて記入してください。
・応募対象の中でのデザインの意義をどう考えているか、関わっているデザイナー等の役割を教えてください。
*デザイナー等とは、必ずしも肩書きがデザイナーではなく、応募対象のデザインに関与している方を指します。
「デザインを実現した経緯とその成果」項目に、以下設問の回答を含めて記入してください。
・(地域へ、周辺への)広がり、価値創造をどのような点で実現していると考えていますか。
2-2 応募対象の補足情報
「自由記入欄」へ、①②の回答を記入してください。
①プロジェクト全体の年数を教えてください。
記入内容について:実装するまでの準備期間〇〇年、実装期間〇〇年。なぜ今年、取り組み・活動カテゴリーへ応募したのか理由を添えてください。
②(特定の地域で行われている場合)地域を超えた具体的な展開の計画、もしなければ一般に還元できる普遍的な価値は何と考えているか教えてください。
その他注意事項:
エントリーサイト 1-4 画像・資料 審査用動画(非公開)について
動画を添付する場合、動画の長さは1分程度を推奨します。
最長でも5分以内としてください。