審査の視点
グッドデザイン賞では、かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価しています。応募されたデザインの背景・プロセス、目的と達成した成果などの様々な観点による複眼的思考を基本に、以下の「審査の視点」についてその是非を問いながら、総合的なバランスにおいてグッドデザインか否かを判断します。
使いやすさ・分かりやすさ・親切さなど、ユーザーに対してしかるべき配慮が行われているか
安全・安心・環境・身体的弱者など、信頼性を確保するための様々な配慮が行われているか
ユーザーから共感を得るデザインであるか
魅力を有し、ユーザーの創造性を誘発するデザインであるか
新技術・新素材などを利用または創意工夫によりたくみに課題を解決しているか
的確な技術・方法・品質で合理的に設計・計画されているか
新産業、新ビジネスの創出に貢献しているか
新しい作法、ライフスタイル、コミュニケーションなど、新たな文化の創出に貢献しているか
持続可能な社会の実現に対して貢献しているか
新たな手法、概念、様式など、社会に対して新たな価値を提案しているか
過去の文脈や蓄積を活かし、新たな価値を提案しているか
中・長期的な観点から持続可能性の高い提案が行われているか
時代に即した改善を継続しているか
審査のプロセス
上記の審査の視点や審査プロセスについては「審査委員チュートリアルブック」に掲載しています。
審査の視点セミナー
応募を検討中の方に向けて、グッドデザイン賞ではどのようなポイントが評価されているのか、応募時に期待することなどを、審査委員の方々にお話いただきました。
キックオフセミナー
プロダクト分野
建築(住宅)分野
取り組み・システム・サービス分野
※こちらのみ2022年度のセミナー