GOOD DESIGN AWARD
受賞ギャラリー
2007
グッドデザイン賞
IP電話会議システム
ヤマハ プロジェクトフォン PJP-50R

部門

商品デザイン部門

分類タグ

情報機器

受賞番号

07A11029

受賞対象の詳細

小口径スピーカー4個、マイク16個、通信制御部、及びオーディオミキサーをワンボディに一体化した、使いやすいIP電話会議システム。SIPによるVoIP通信機能に加えアナログ電話回線にも接続が可能。またオーディオ入出力端子も備えているため、PCベースのWeb会議システムやTV会議システムの音声端末としても使用できる。

※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります

デザインのポイント

  1. 新機軸の音響レイアウトルールがそのまま目に見える姿として、また最も安定した単純幾何の円という形で表現
  2. 高度な音響解析能力に、ユーザー自身が特に気を使わなくとも、会話に没頭できる状態を実現。

プロデューサー

ヤマハ株式会社 サウンドネットワーク事業部 商品開発部 副部長 刑部勝一

ディレクター

ワダデザイン 代表 和田 功

デザイナー

ワダデザイン 代表 和田 功/ワダデザイン デザイナー 寺島 誠designer

詳細情報

指定なし

2006/11

デザイナーの想い

このモデルはオーディオ処理を主眼に置いた通信機器。音は目に見えない為、第一印象では商品の実像を掴み難い。ただそれ故に、マイク・スピーカーの音響レイアウトルールを守ることに徹し、音の道具として直截な姿を与えている。

使用者、社会等への取り組み

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

このモデルで採用した音響構成(マイク、スピーカーの円形レイアウト)を直裁に表現し、円という最も安定した単純な形、形式で陳腐化しない普遍性を持ったこと自体が、長い製品寿命を与えている。

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

審査委員の評価

担当の審査委員

日高 一樹高尾 茂行蓮見 孝馬場 了

評価コメント

直線状に多数のマイクが並ぶ従来の方式から、音響処理回路の負担を減らし、さらにスキャンエリアを360度に広げた円形音響レイアウトルールの創出という機能面にデザインが対応し、破綻無く表現されている点を評価。仕上げ感も良く親しみやすいデザインである。音という見えないものの道具として直截な姿である点も評価。
評価ポイント

1. 良いデザインであるか

グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素
美しさがある
誠実である
独創的である
機能・性能がよい
使いやすさ・親切さがある
安全への配慮がなされている
使用環境への配慮が行き届いている
生活者のニーズに答えている
価値に見合う価格である
魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか

商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント
デザインコンセプトが優れている
デザインのプロセス、マネージメントが優れている
斬新な造形表現がなされている
デザインの総合的な完成度に優れている
ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
「ユニバーサルデザイン」を実践している
新しい作法、マナーを提案している
多機能・高機能をわかりやすく伝えている
使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
新技術・新素材をたくみに利用している
システム化による解決を提案している
高い技能を活用している
新しいものづくりを提案している
新しい売り方、提供の仕方を実現している
地域の産業の発展を導いている
人と人との新しいコミュニケーションを提案している
長く使えるデザインがなされている
「エコロジーデザイン」を実践している
調和のとれた景観を提案している
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