受賞ギャラリー
2012
グッドデザイン賞
甲類焼酎
極上〈宝焼酎〉25° 700ml
受賞対象の詳細
宝酒造の焼酎づくりの起源は、江戸時代末期の1864年頃、京都・伏見で酒粕を原料とする粕取焼酎の製造に始まります。以来、高品質焼酎の開発に邁進し、到達したのが焼酎の味わいに広がりをもたらす樽貯蔵熟成酒の製造とそのブレンド技術でした。極上<宝焼酎>は、これまでの品質追求の中で蓄積した技術を結集し、樽貯蔵熟成酒を3%使用したひとクラス上の味わいをもつ焼酎です。1912年の「宝焼酎」発売以来、100年の歴史と伝統に裏付けられた高品質な焼酎を内包するボトルは、カットグラス調のきらめく多面体構造によって、焼酎の美しさを可視化しており、光り輝く黄金のラベルで伝統と高い品質を表現しています。
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プロデューサー
宝酒造株式会社
ディレクター
宝酒造株式会社 酒類事業本部 商品部 デザイングループ グループ長 樋野健一、専門課長 宇留野晋
デザイナー
株式会社ハルデザイン 有限会社サン・クリエイト
詳細情報
発売
2011/10/25
価格
709円 〜 630円
販売地域
国内
デザイナーの想い
100年の歴史と伝統によって育まれた極上<宝焼酎>は、樽貯蔵熟成酒を3%使用することにより、甲類焼酎ならではのすっきりとした味わいに加え、ほんのり甘い香りとまろやかな口当たりを実現しています。高品質と美しさを表現する、きらめくガラスの多面体ボトルと相まって、今までにない贅沢な時間と気分が味わえる焼酎です。これまでの100年同様、これからの100年も愛されるブランドになるよう品質を磨き続けます。
開発・企画について
サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
天然素材である無色透明のガラスを使用することで、溶かして再利用できることや、ガラス瓶の高い密封性と安定した物性により、賞味期限が無く、無駄が出にくいことです。
使用者、社会等への取り組み
「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
多面体構造のボトルは、指掛かりが良く、ラベル面の凹凸と合わせて、持ちやすく滑りにくいボトルとなっています。
「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
庶民のお酒として親しまれる焼酎を、中味が持つ本来の価値に見合った豊かな気分でお客様に味わっていただけることです。
「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
ガラス瓶の美しさと協調し、甲類焼酎には、ひとクラス上の味わいをもった高品質なものがあることを再認識していただくことです。これは、同時にガラス瓶業界の活性化にも繋がります。
「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
品質と信頼を象徴するボトルは、これからも着実に存在し続け、「差異」を生むための不要な開発と、それによる資源の無駄とは無縁です。
どこで購入できるか、
どこで見られるか
料飲店
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
澄川 伸一左合 ひとみ須藤 玲子蓮見 孝
評価コメント
伝統ある焼酎メーカーの上級クラスの商品にふさわしい、堂々たる世界観を持つたたずまいである。カットグラスのような美しいボトルと、派手さの中にも品格のあるラベルは、商品の高品質をそのまま伝えている。そこには焼酎文化を先々まで伝えていこうとする企業のゆるぎない意志が感じられ、高い評価を得た。
