GOOD DESIGN AWARD
受賞ギャラリー
2014
グッドデザイン賞
住宅(狭小住宅)
千住の家

分類タグ

住宅

受賞企業

事業主体名

個人施主

受賞番号

14G100844

受賞対象の詳細

都内に建つ小さな専用住宅である。下町の住宅密集地で「敷地面積は9坪」であった。住宅密集地ではあったが、思い切って南側を全面開口とし、外部を内部に積極的に取り入れた。また、内部空間を分断させないこと、空間用途に適した高さを持たせることにより、狭小住宅といった枠を超えた、通常にはない空間の広がり・豊かさを持つ建物となるように意図し設計した。 内部⇔内部・内部⇔外部の関係を慎重に検討した結果、都心での居住空間・狭小住宅の空間に対するひとつの回答を出来たのではないかと考えている。

※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります

プロデューサー

吉仲建築設計 吉仲 昭

デザイナー

吉仲 昭designer

詳細情報

利用開始

2013/12

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

東京都足立区

背景

近年、個人間の価値観の差異は広がるばかりです。住まうことについても同様で、都市の中でも下町に価値を見出す人、閑静な住宅地に価値を見出す人様々です。それらの価値観の多様化は、都心に近く・歴史・古い町並み・情緒あふれる老舗が残り、しかも土地の安い下町に若者を回帰させ、下町に変化をもたらしつつあります。都市部の狭小敷地での住宅の一例をここに示すことを意図しています。

経緯とその成果

狭小敷地で豊かな空間を実現すること。建築により、生活が豊かになる空間を実現することを目指しました。

デザイナーの想い

狭小敷地でも、豊かな空間は構築できます。本建物は随時予約により公開しておりますので、吉仲建築設計の作る狭小住宅空間をぜひご確認ください。お問い合わせは、ホームページより行っております。

企画・開発の意義

9坪の敷地に建つ住宅なのですが、この住宅を実際に見に来た人は、敷地の狭さに興味があり見学に来たにも関わらず、敷地の狭さについて語ることなく、建築空間やそこでの生活について語って帰る方がほとんどです。そのような狭小住宅が出来たことに、意義があったと考えています。

創意工夫

間口3.7m、奥行7.9mの敷地を有効に利用するため、外壁材は7.5mの長尺サイディングとし、無足場にて施工できるように計画しました。また、柱と外壁材の下地を兼用させ@1500にて配置することで柱を細くし、内部空間を有効に利用できるようにしています。開口部は、スチールとSUSの複合製作サッシとし、デザインとコストバランスのとれた計画としました。

仕様

敷地面積:29.18㎡、延床面積:77.55㎡、主要構造:鉄骨造、建物高さ:11.24m、用途:個人住宅

どこで購入できるか、
どこで見られるか

info@yoshinaka-archi.com での予約により案内・公開
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

審査委員の評価

担当の審査委員

古谷 誠章篠原 聡子難波 和彦日野 雅司松村 秀一

評価コメント

下町の極度に狭小な敷地ながら、T字道路の突き当たりにある立地を生かして、大きな空間の広がり感のある内部空間を実現している。フレーミングと開口部、建物全体の立面のプロポーションがよい。
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