GOOD DESIGN AWARD
受賞ギャラリー
2018
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞
インスタントラーメン
チキンラーメン

分類タグ

メディア/コンテンツ

事業主体名

日清食品ホールディングス株式会社

受賞番号

18L000019

受賞対象の詳細

世界初のインスタントラーメン。名前の通り、国産のチキンをじっくり煮込んだ濃縮スープと、香辛料、有機丸大豆醤油などで麺にスープを染み込ませているので、お湯かけ3分、煮込んで1分の簡単調理で、誰でも手軽にできたてのラーメンが食べられる。

※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります

プロデューサー

安藤百福

発売

1958/08/24

価格

105円 (発売時の値段は35円。※当時、生のうどん1玉が6円くらい)

販売地域

国内

背景

戦後の食料難の時代、栄養失調で行き倒れる人が後を絶たない中、闇市で見かけた風景が開発の原点。ある寒い日の夜、一軒のラーメン屋台に長い行列ができていて、人々は寒さに震えながら順番を待っていた。「一杯のラーメンがこんなにも人々の気持ちを引きつけている。温かいラーメンをすする人々は幸せそうな表情をしている。日本人は本当に麺類が好きなんだ。」と、安藤はそこに大きな需要を感じた。1957年、すべての財産を失った安藤は、闇市のラーメン屋台に並んだ人々の姿を思い出し、“お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメンを作ろう”と決意した。

経緯とその成果

発売当時のデザインを一貫しながらも、時代の変化に合わせて独自性を追求し続けている点

デザイナーの想い

日清食品の創業者・安藤百福は。1年間1日も休まず、平均睡眠時間4時間でインスタントラーメンの開発に取り組んだ。様々な困難を乗り越え、1958年、ついに世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が誕生した。創業の商品でありながら、60年経った今もなお、日清食品の主力ブランドとして愛され続けている。これこそが、安藤百福が寝食を惜しんで開発に没頭した「チキンラーメン」の商品としての完成度の高さであり、インスタントラーメンの原点であるブランド力の強さの証明である。安藤の“最後まであきらめない執念”で誕生したインスタントラーメンは、いまでは世界で年間1000億食以上が食べられる日本生まれと世界食となった。「チキンラーメン」は、インスタントラーメンという新たな食文化の原点であり、唯一無二の存在と位置付けている。

仕様

内容量:85g ( 麺重量85g)、商品サイズ:110×135×33mm (幅×高さ×奥行) 、賞味期限:8ヶ月

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の量販店、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

審査委員の評価

担当の審査委員

齋藤 精一齋藤 峰明柴田 文江福光 松太郎

評価コメント

1958年発売のこのチキンラーメン。戦後の闇市のラーメン屋台に長い行列が出来ていることを見て、日清食品の創業者安藤百福氏が試行錯誤を繰り返して開発した。インスタントラーメンというカテゴリーを創出するきっかけになった商品である。発売当初とデザインイメージは変わっておらず、最初に中身が見える窓が付いていたが今は窓はなく写真が掲載されている。今や世界で1000憶食たべられているインスタントラーメン、このチキンラーメンは今年60周年を迎えた。
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