受賞ギャラリー
2019
グッドデザイン賞
腕時計
ワイアード タイムコネクトシリーズ
受賞対象の詳細
時刻情報をはじめスマートフォンの存在が欠かせないミレニアル世代へ新たな価値でウオッチの楽しさを提案。 ベゼルを60°回転させる、または3つのボタンのみに振り分けた直感的な機能操作は若者のアクティブシーンをよりワクワクさせる。 シンプルな機能だけでなく高度な金属加工を駆使し道具として質感を追求。若者への訴求を具現化した。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
デザインのポイント
- ワンモーションで機能が作動するという感性直結の「直感性」
- 視認性、瞬読性を追求したダイヤルと楽しい驚きを演出した針の動き
- 金属加工技術を最大限に活かした形状とそこから生まれるエモーショナルな存在感
プロデューサー
セイコーウオッチ株式会社 マーケティング統括本部 マーケティング二部
ディレクター
セイコーウオッチ株式会社 デザイン部 和田猛志
デザイナー
セイコーウオッチ株式会社 デザイン部 木村正幸、岩崎信介、薄上紘太郎
詳細情報
発売予定
2019/11/08
価格
26,000円 〜 28,000円
販売地域
国内
背景
スマートフォンが市民権を得た今、ウオッチの存在は時刻情報をはじめとする機能性価値を失いつつある。特に若者にとってウオッチはファッションツール としての価値が重要視されており、個人の趣味嗜好、アイデンティティといったような表現を主張するアイテムとなっている。 そんな中、スマホやアクセサリーメーカーにはない、ウオッチメーカーならではのアプローチによりスタイリングだけでない、「操作アクション(ベゼル)」やそれに即座に 応える「動き(針)」までも追求、新たな価値として誕生したのが「WIRED タイムコネクトシリーズ」である。
経緯とその成果
アップルウオッチの登場でウオッチ業界は激変する。メカニカルウオッチに込められた匠の技、緻密な作り込みによるジャパンメイドの誇り...。これらがSEIKOの主柱である事は揺るぎない。 ただ、若者=これからのファンの心にその価値を届ける事と同時にスマートフォンにリンクするという新たな価値は今や外せない課題となっている。そんな状況下、単なるリンクウオッチとしてではなく、 妥協の無いディテイルへのこだわり(アイコニックでソリッドなバンドのガード形状や金属ならではの高質なヘアライン仕上げ)やウオッチメーカープライドとしての装着性や操作性への飽くなき探求で 既存ブランドには無い、新たな領域を切り拓く事に結実。大きな期待が寄せられている。
仕様
Bluetooth通信による時刻同期・自動タイムゾーン修正機能、カウントアップ機能、タイマー機能、カレンダー機能、モデル1 寸法:全長53.7mm×全幅46.8mm×総厚12.6mm 材質:強化プラスチック+ステンレススチールケース、モデル2 寸法:全長49.3mm×全幅41mm×総厚13mm 材質:ステンレススチールケース、無機ガラス、ステンレススチール裏蓋、ウレタンバンド、10気圧防水
どこで購入できるか、
どこで見られるか
全国の時計販売店
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
濱田 芳治佐々木 千穂ムラカミ カイエ吉泉 聡Somchana Kangwarnjit
評価コメント
ジャパンメイドの時計ブランドとして、常にトップを走り続けてきたメーカーが、その揺るぎない評価に甘んじることなく、時代に合わせてクロノグラフの先にあるものを追求した。移り変わる市場の実態をしっかりと見つめ直し、提供すべき新たな価値と、守るべきものを見極めた上でのものづくりの姿勢が素晴らしい。質感もよく動作がスムーズで、オーナーの喜びを犠牲にすることなく、新たなウオッチの存り方を提案することに成功している。
