受賞ギャラリー
2019
グッドデザイン賞
アミューズメント空間
うんこミュージアム YOKOHAMA
分類タグ
メディア/コンテンツ
事業主体名
株式会社アカツキライブエンターテインメント+面白法人カヤック
受賞番号
19G151210
受賞対象の詳細
世界でも類を見ない「うんこ」がテーマのエンターテイメント空間。うんこが持つネガティブで閉鎖的なイメージを払拭し、もっとオープンな存在にすべく、ポップでカラフルなヴィジュアルや笑みがこぼれる展示物、疾走感のあるサウンドで空間を構成。また、心理変容を促すためのストーリー設計など、顧客視点に立った行動デザインを徹底しました。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
デザインのポイント
- うんこが持つネガティブで閉鎖的なイメージを払拭したポップでカラフルなビジュアル
- うんこを写真に撮る、うんこと叫ぶ、うんこを踏む、うんこに対しての価値観を覆す体験
- うんこへのネガなイメージを払拭するために、音楽構成やスタッフの言動まで緻密に計算した行動デザイン
プロデューサー
株式会社アカツキライブエンターテインメント 小林将+面白法人カヤック 香田遼平
ディレクター
面白法人カヤック クリエイティブディレクター 阿部 晶人/テクニカルディレクター 白井章平
デザイナー
面白法人カヤック 有吉佳織、金子嵩史
詳細情報
利用開始
2019/03/14
価格
1,700円 (事前の前売り券は1600円。)
販売地域
国内
設置場所
〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島2丁目14−2 アソビル2F
背景
人類の営みと密接な関係があるにもかかわらず、忌まわしい存在とされてきた排泄物(通称「うんこ」)。中世に公衆衛生の概念が誕生して以降、それはますます隠されるべきものとされてきました。そんなうんこを、過去のしがらみから全て解放し、楽しく可愛い存在として再構築したエンターテイメント空間、それが「うんこミュージアムYOKOHAMA」です。ここでは既成概念から解放された新しい自分に出会ってもらうことを狙っているため、気持ちの変化を促進するために色合いや空間構成を入念に設計、また来館者が年齢や性別、国籍を超えて直感的に楽しんでいただけるよう展示物1つ1つにも気を配ってデザインしています。
経緯とその成果
「うんこ」というモチーフに対する訪問者の心理的ハードルを下げるため、入り口から出口までのストーリー設計を入念にデザインした。 また視覚部分だけでなく、テーマソングや1つ1つのコンテンツの音楽や効果音、さらにスタッフのセリフや振る舞い方にまで気を配り、モチーフへのネガティブな印象を払拭するために細やかなコミュニケーション設計を行なった。 これらの結果、訪問者の既成概念の払拭に成功。予想を大きく上回る、オープン1ヶ月で5万人の来場者を記録。 また、国内のほぼ全てのワイドショーや、海外ではBBC、CNNなの主要メディアにも取り上げられ続けている。
仕様
タイトル:うんこミュージアム YOKOHAMA ターゲット:女子高校生 利用形態:アミューズメント施設 / 展示会 利用範囲:制限なし 利用期間:3月15日~7月15日 延べ面積:180坪 仕様素材/ 技術:プロジェクションマッピング、ハプティクス技術、ネオン管、FRP
どこで購入できるか、
どこで見られるか
〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島2丁目14−2 アソビル2F
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
水口 克夫河瀬 大作佐々木 康晴三澤 遥
評価コメント
大人は眉をひそめるが、子どもたちが大好きなもの。そのギャップを見事に埋め、遊び心に満ちあふれた、カラフルでポップな空間を生み出した。こうした施設は親子連れは多数を占めることが多いが、SNS時代ならではの「インスタ映えスポット」として若い女性たちにも人気を博しており、これまでに類を見ないエンターテインメントコンテンツを創出した点を評価した。
