受賞ギャラリー
2021
グッドデザイン賞
デジタルデザイン&ストラテジースタジオ
グッドパッチ エニウェア
受賞対象の詳細
私たちはUI・UXデザインを必要としている全ての企業や団体にデザインの力を届けるために活動しています。そのためにもっと多くのデザイナーに活躍してもらう必要があるため、企業や雇用という概念を問い直し、地方・女性・介護・弱い立場で働くデザイナーが力を発揮できる環境を作りました。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
デザインのポイント
- デザイナーがフルリモートでも活躍し学べるコミュニケーション環境
- クライアントがフルリモートでパフォーマンスを高めるためのチームビルディングプログラム
- プロジェクトテンプレートキットとナレッジデータベース
プロデューサー
株式会社グッドパッチ Goodpatch Anywhere 事業責任者 齋藤恵太
ディレクター
株式会社グッドパッチ Goodpatch Anywhere 原菜海、五ヶ市壮央、大堀祐一
デザイナー
All Anywhere Members
詳細情報
組織創設日
2018/07/31
背景
企業は激しい変化にさらされています。「デザイン経営宣言」や「デジタルトランスフォーメーション」が提唱されるなど、企業・技術と市場・ユーザーの溝を埋めるため、デザインの力に大きな期待が寄せられています。一方でデジタルを理解するUI・UXデザイナーは圧倒的に不足しており、今のデザイン業界ではその需要に応えることは難しい状況です。さらに、デザイナーの立場はエンジニアなどに比べてまだまだ弱く、求められる領域やスキルも拡がる中で激務に追われ疲弊してしまい、その育成や成長に関して大きな構造問題を抱えていると言えます。事業への強いコミットや高い能力を求められる中、地方在住/出産や育児/介護などの外部要因で働けなくなってしまっているデザイナーも多く存在しています。このままではデザイナーの価値はいつまでも向上せず、産業としても進化することができないという強い危機感からAnywhereは生まれました。
経緯とその成果
Anywhereは社会とデザイナーを取り巻く様々な困難を解決し、エンパワーするための新しい形の組織です。私たちは主に3つの環境を整えました。居住地の制約をなくす「フルリモートワーク」、多様性のある多くの人材を集めるための「フリーランス・副業型のメンバーを中心にした雇用」、多様性のあるメンバーで取り組む「チームによる共創デザイン」。このユニークな環境で「フリーランスと正社員の中間」と言う新しい形態を切り拓いています。独立したフリーランスのようでいて、メンバーの強いコミットを引き出し、やりがい搾取ではなく、正当に対価を支払いながら、バックオフィス業務やイベントの運営やナレッジの蓄積活動などクライアントワーク以外の組織活動にも多くのメンバーが参加しています。プロパーの正社員は事業責任者1人ながら250名超のメンバーが自律して活動しており、「自分の組織を自分で作る」意識が根付いています。
仕様
UI・UXデザインを提供するフルリモートデザインチーム。フリーランスや副業で活動しているデザイナーが、クラウドソーシング型の人材紹介ではなく時間給制の一般的な雇用形態で参加する。居住地や家庭などの制約で一般的な雇用形態で働くのが難しいデザイナーへは、場所や時間にとらわれず活躍できる環境を提供。クライアントには地方や海外であってもデザイン支援ができる環境を構築している。
どこで購入できるか、
どこで見られるか
https://anywhere.goodpatch.com
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
ナカムラ ケンタ井上 裕太田中 みゆき西田 司廣田 尚子
評価コメント
仕組みそのものに斬新さはないのではという指摘もあったものの、これまでグラフィックやウェブデザインに限られていた地方のフリーランサーの活躍の場をUX/UIに拡充し、大企業や公共案件といった大型プロジェクトに地方在住のデザイナーが参画する実績を積み上げてきた点が評価された。育児・介護などフリーランサーとしては弱い立場にいるデザイナーの才能の発揮の場を作るというビジョンの最大限の実現を期待したい。
