受賞ギャラリー
2018
グッドデザイン賞
エレベーター
東京タワー トップデッキエレベーター
受賞対象の詳細
東京タワーのメインデッキ(高さ150m)とトップデッキ(高さ250m)を結ぶトップデッキエレベーターをデザイン・メカニズムとも刷新した。(1)「屋外設置で150m以上」の高層エレベーターであることを活かした「刺激的な眺望体験」を提供できること (2)眺望を楽しみたい方と、移動中は安心感を得たい方の、双方に配慮したことの2つがデザインの特徴である。これらを可能にしたのが、カゴ側面のデザイン構成である。4面中、隣り合う2面を足下から天井までの全面ガラスとし、残る2面は反射が穏やかなステンレス仕上げとした。さらに天井面はミラー仕上げとし上を移動中見上げると万華鏡のような景色を見ることができる。
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プロデューサー
三菱電機株式会社 稲沢製作所 森田 一男
ディレクター
三菱電機株式会社 デザイン研究所 相川 真実
デザイナー
三菱電機株式会社 デザイン研究所 小倉 利文、相川 真実
利用開始
2018/03/02
価格
1,200円 〜 2,800円 (【トップデッキツアー参加料金】大人(高校生以上)2,800円、子供(小中学生)1,800円、幼児(4歳以上)1,200円)
販売地域
国内
設置場所
東京タワー
背景
東京タワーのメインデッキ(旧展望台)とトップデッキ(旧特別展望台)を結ぶエレベーターは1967年より使われており、デザイン・メカニズムともに古くなりリニューアルが計画された。メインデッキ観覧に対しオプションとなるトップデッキ観覧にふさわしいグレード感や、各所の高層展望設備に対する「東京タワー独自の体験」を意識した。またスタイリング・フィニッシュでの留意点として「様々なテイストに合いやすいこと」も重視した。これは、エレベーターの更新スパンが数十年単位であるのに対し、展望台等の更新スパンは10 年に満たないため、あまり独特のデザインにすると周囲と合わなくなるおそれがあるためだ。
経緯とその成果
「刺激」と「安心」の双方を東京タワー屋外設置エレベーターに実現するデザイン
デザイナーの想い
「高さ150~250mを運行する屋外設置の12人乗りエレベーター」として、他では味わえない眺望と刺激的な体験を提供したいと考えた。東京タワーのトップデッキエレベーターはカゴ室のガラスや壁だけが外界と乗客を隔てている。その特徴を最大限に活かすデザインとして足下から天井までの全面ガラスをコーナー合わせの2面に採用した。これにより乗客は刺激的な眺望体験を得ることができる。一方、乗車中は安心感が第一で、スリルを求めない乗客もいる。そこで残りの2面はステンレス仕上げとし、約1.1×1.7×2.4mという小さなカゴ室に「刺激」と「安心」を両立させた。こうすることで、より多くの方にトップデッキを体験していただくことができる。また、長期使用に耐えるミニマルで高級感あるデザインをめざし、装飾ではなく素材による高級感を出すことも心がけた。
仕様
カゴ内方寸法幅:1137mm*奥行き1695mm*高さ2400mm
どこで購入できるか、
どこで見られるか
東京タワートップデッキツアーへの参加でご利用いただけます。
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
寳角 光伸朝倉 重徳五十嵐 久枝長町 志穂Jongrae Park
評価コメント
ワクワク感の演出と安心感の担保を両立するために、全面ガラスとソリッド壁が適切に配分されている。また天井の鏡は静的な写り込みだけでなく、上下移動に着目した万華鏡的効果としての演出効果も大きい。高所、屋外、観光など様々な異なる視点での要求をバランスよくまとめているところが評価された。オレンジ色のトラス構造(斜め)の中に位置するエレベーターとして水平垂直を基調とし、素材色をベースとした質実剛健なCMFも東京タワー全体とのバランスの中で適切と思われる。
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